アルコールと肴

適度なアルコールは善玉コレステロールを増やす作用もあり、医師からの「禁止令」が無いかぎり、あくまで「適度」ですが、上手にアルコールと付き合ってきたいものです。
アルコールの摂取に際しては、アルコール自体の量もさることながら、お酒の肴の問題があり、ポテトチップスやから揚げ、ピーナッツなどは高カロリーになりますし、塩辛や漬け物は塩分が心配です。
ましてや、うに、スジコ、いくらなどの魚介の卵や、レバーなどは、いったいどれほどコレステロールが含まれているか恐ろしいほどですが、湯豆腐や冷や奴、枝豆、里芋の煮物、ふろふき大根、ワカメの酢の物、これらは理想的です。
単に出来る酒の肴をご紹介しますが、リンゴの甘みを生かし、砂糖は控えめです。
ワカメとキュウリの酢の物
◆材料(2人分)
・キュウリ・・・2本
・生ワカメ・・・10g
・リンゴ・・・1/4個
*三杯酢
・酢・・・大さじ2
・塩・・・少々
・砂糖・・・小さじ1
◆つくり方
1.キュウリはたてに4つに割り、1cm角に切ります。
2.生ワカメは洗って2〜3分水につけてから水気をきり、2〜3cmに切ります。
3.リンゴは皮をむいて1cm角に切り、薄い塩水に3〜4分ほどつけてから水気をきります。
4.ボウルに三杯酢の材料をあわせ、食べる直前にキュウリ、生ワカメ、リンゴをすべて合わせて三杯酢で和えます。

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高コレステロール血症の人の食事

血中コレステロール値が高い人は、次の2点に気をつけて献立を立てる必要があります:
1.食品からのコレステロールを1日300ミリグラム以下に抑え、鶏卵は、確かにコレステロールが高いですが、全体的に優れた栄養食品であることから1日1個程度は食べるようにします。
2.動物性脂肪を控えて植物油や魚を多めにすること、食物繊維を充分にとることを特に心がけます。
動物性脂肪を抑えるために、油脂の比率は動物性1に対して植物性2の割合にし、肥満を予防するために、摂取エネルギーは1日1800キロカロリー、たんぱく質は90グラム、コレステロールは300ミリグラム以下とします。
ちなみに1日の摂取エネルギーが1800キロカロリー以下というのは、昼食などで食べる定番の外食メニューのカロリーを参考にあげてみます(女史栄養大学出版部「外食ガイドブック」参照)
●スパゲティミートソース・・・736キロカロリー
●カレーライス・・・616キロカロリー
●エビフライ・・・264キロカロリー
●カツどん・・・832キロカロリー
●ざるそば・・・296キロカロリー
これらの数値をみてもわかるように、外食の、特に一品物と呼ばれるメニューのエネルギーの多さは恐ろしいほどです。
動物性脂肪を減らすために、肉類は脂身を除いた赤身部位を使い、網焼き、ゆでる、蒸すなど、調理に際してさらに油を補うことはしないだけでなく肉の中の脂肪をも外に出すような調理法を工夫し、コレステロールを低下させる海藻やこんにゃく、大豆製品などを活用しましょう。

高コレステロールおよび高中性脂肪血症の人の食事

高コレステロールおよび高中性脂肪血症の人の場合は、次の点に気をつけて食事の献立を考えるようにします。
1.食品からのコレステロールを1日300ミリグラム以下に抑え、鶏卵は、確かにコレステロールが高いですが、全体的に優れた栄養食品であることから1日1個程度は食べるようにします。
2.動物性脂肪を控えて植物油や魚を多めにすること、食物繊維を充分にとることを特に心がけます。
3.アルコールは控えめにします。
4.肥満の解消と、甘い糖類のとりすぎに特に注意します。
具体的には、糖質の摂取を1日150グラムに抑え、高コレステロールおよび高中性脂肪血症の人は、肥満気味の人が多いですので、エネルギーは1日1600キロカロリーと低くし、たんぱく質は80グラムとします。
糖質制限がある人の場合、特に注意しなければならないのは、穀類と砂糖類、果物の摂取で、砂糖は料理の味付けに最低限必要な分を使うだけにとどめ、甘い飲み物やお菓子類にまわす余裕はない、と考えたほうがいいでしょう。
コレステロールは300ミリグラム以内にし、果物は1日1個までとし、アルコールは原則として禁止とならざるをえないでしょうし、野菜や海藻類は、かさを増やして満腹感を得るためにも積極的に摂るようにします。

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Copyright © 2008 高コレステロールの食事